エキスカーションのご案内

2021年11月 1日(月)に、エキスカーションを予定しています。
山陽小野田市は、今でも「セメント町」や「硫酸町」といった町名が残るほど、古くから窯業や石炭などを基盤産業として栄えた工業都市です。
そのゆかりの地を巡るエスコートツアーを開催します。

◇   出 発 :          8:30         【ANAクラウンプラザホテル宇部】
◇   帰 着 :          13:50         【JR小野田駅】、              14:20     【山口宇部空港】
◇   旅行代金:          事前申し込み 7,000円 (当日 8,000円)
◇   お申込み締切日:  令和3年 8月 6日
◇   お申込み方法 :  本討論会のホームページにリンクのある参加登録受付システムをご利用ください。なお、募集人数は、先着20名とさせていただきます。

◇   みどころ
  わが国に完存する唯一のセメント焼成用竪窯として、近代窯業史上、高い価値があり、西日本における建設事業の近代化を支えた旧小野田セメント製造株式会社の中心的施設である「徳利窯(とっくりがま)」を見学していただきます。徳利窯の「竪窯」は国の重要文化財に登録されています。続いて、本市の町名にもなっている硫酸瓶の唯一の製陶所「松井製陶所」を見学していただきます。ここでは、「登り窯や瓶垣」などを巡るとともに、窯元の歴史に触れていただきます。昼食には、隣接市の宇部市「楠こもれびの郷」において地元の新鮮な食材を使った農家が作る郷土料理を楽しんでいただき、当該エキスカーションの最後に1976年(昭和51年)に国指定伝統的工芸品に指定された「赤間硯の里」の工房見学をしていただく予定です。赤間硯の原石は赤色頁岩で、六千万年以前の白亜紀に噴火により噴出した岩粉が積もり、固まってできたものといわれています。特に蓋付に見る彫刻は簡素なものから精緻なものまで幅広く時代の特徴や傾向を表しており鑑賞に美しいものです。